サイエンスコミュニケーター。東京都在住。日本科学未来館、北海道大学CoSTEPでの勤務を経て、現在は科学技術イノーベーション政策研究センター(SciREXセンター)の広報専門職としてはたらいています。イベントの企画・実施、科学記事の執筆なども兼業で承っていますので、何かご相談があれば本ページの連絡先よりお気軽にどうぞ。
梶井 宏樹 / KAJII Hiroki
自己紹介
元々の専門は化学(理学修士)。民間企業での貴金属リサイクル作業に従事後、日本科学未来館で科学コミュニケーターとして4年勤務。北海道大学 CoSTEPでの教育・実践活動を経て、2020年より現職。大好きなバドミントンをなかなかしにくい状況なので、趣味を模索中。なんとなくしっくりきてるのは英会話、靴磨き、包丁伽ぎ。
現在の活動
現在は、科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」を推進するSciREXセンターの専門職として、行政官と研究者をつないだり、その様子を見える化したりする役割を担っています。また、イベント企画・実施、科学記事の執筆など、個人でも活動中です。
これまでやってきたこと
- サイエンスカフェやワークショップなどの企画・実施
- 科学記事やインタビュー記事の執筆
- 科学展示での対話
- 化学系の実験教室やサイエンスショーの開発
- サイエンスコミュニケーションの教育
得意なテーマ
- 化学
- ノーベル賞
その他興味のあるテーマ
- 防災
チャレンジしてみたいこと
- 書籍出版
- インタビュー調査
経歴
2022年9月 – 現在 | 政策研究大学院大学 科学技術イノベーション政策研究センター(SciREXセンター) 専門職 |
2020年4月 – 2022年8月 | 北海道大学 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP) 博士研究員 |
2016年4月 – 2020年3月 | 日本科学未来館 科学コミュニケーター |
2015年4月 – 2016年3月 | 松田産業株式会社 精錬2課 |
委員・役職など
2022年9月 – 現在 |
令和4年度次世代放射光施設利活用による中小企業価値創造促進支援事業(東北経済産業局) 広報チーム アドバイザー |
2020年4月 – 2022年8月 | 学術誌 科学技術コミュニケーション(JJSC) 編集委員 編集補佐 |
2019年1月 – 2019年12月 | 国際周期表年2019 専門部会 実行委員 |
学歴
2013年4月 – 2015年3月 |
筑波大学 大学院数理物質科学研究科 化学専攻 修士(理学) |
2009年4月 – 2013年3月 |
筑波大学 理工学群 化学類 学士(理学) |
これまでの活動例
サイエンスコミュニケーションのイベント企画・実施
原子で描く、“あの妖怪”の世界最小のドット絵。制限時間は2時間。研究者は描ききれるのか?!ーー 国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)様 2021年一般公開の目玉プログラムの企画・実施に関わりました。
関わり方
「こんなことできたら面白いですよね〜」という広報の方との雑談が、数年越しに実現したもの。良い意味で馬鹿な企画に全力で取り組む研究者の姿のを楽しみながら、気がついたら物質・材料研究の意義や可能性にも触れられるようなしつらえを目指しました。企画書を書いては広報の方と一緒に「う〜ん」と頭を悩ませ、ご協力いただいた研究者の引き出しを開けてはまた企画書や進行表を練り直し…… ということを繰り返しながらついに完成!最後のアンケートでは満足度100%!企画者としても楽しかったの一言につきるイベントでした。
科学記事やインタビュー記事の執筆
日本科学未来館の科学コミュニケーターブログ、北海道大学の準公式広報媒体「いいね!Hokudai」、新聞記事、科学雑誌のコラム記事、WEBメディア(Yahoo!ニュースなど)の記事執筆を行ってきました。現在は兼業での執筆を行なっています。業務のご相談はお気軽にどうぞ。
執筆例
インフォマティクスが拓く 触媒科学のパラダイムシフト(JSTnews 2022年6月)
単純そうで最も難解、総力戦で迫る「水素」の本質 水素の可能性を引き出す「ハイドロジェノミクス」とは?(JBpress 2019年10月2日)
いつか壊れる金属材料 「錆」から建造物をどう守る?(Yahoo!ニュース 2019年4月6日)
日本のスゴイ科学者:29人が教える発見のコツ(朝日学生新聞社 2019年10月7日)内の記事5本
光合成は、まだまだ謎だらけ!(Newton 2017年7月)
など