ベンゼン(加藤昂英)
/ Takahide KATO

科学コミュニケーションの”良いデザイン”を,実践・学術の両輪から考える人.

最近考えているのは,科学に関する”見えない壁”へのアプローチ.口癖は「参加者の視点では,~」

自己紹介

科学コミュニケーター.専門は物理有機化学.トークセッション,対話,ワークショップ,展示など幅広く科学コミュニケーション実践を行っています.中高理科専修免許状所持.

所属団体:UTaTanéすぎなみサイエンスフェスタ実行委員

過去の実践例

※最新の情報は個人HPをご覧ください.

アイデアをつくる(2019):参加者の創作活動のなかで,アイデアの創出と評価,他者の視点との交流を行う展示

カガクのメガネで見るセカイ(2020-2023):化学を伝えるスタンダードとしてのサイエンスショー

みるみるオノマトペ(2021-2022):音象徴の可視化と交流を通じた,ことばやコミュニケーション,伝わらなさについて考える展示

経歴

2020年3月 東京大学CASTとして,化学コミュニケーション賞2019 審査員特別賞(団体)受賞

2021年3月 東京大学理学部化学科卒業

2023年3月 東京大学大学院理学系研究科化学専攻修士課程修了,修士(理学)

2023年4月~ 科学コミュニケーター@都内の科学館

著書・論文等

東京大学サイエンスコミュニケーションサークルCAST著「イラストでサクサク覚える 東大生の元素ノート」(すばる舎,2019) (一部執筆)

久保田祐貴, 加藤昂英, 一柳里樹. (2021). 参加者の自発的交流と参画を促す科学技術コミュニケーション 〜UTaTanéにおける2つの実践に基づく分析〜. 科学技術コミュニケーション, 28, 61-74. (査読付き論文,オープンアクセス)PDF

発表・講演等

加藤昂英, 藤田尚輝. (2019.3.2). 進化するサイエンスコミュニケーション~教育心理学・知的好奇心からのアプローチ~. 第8回サイエンス・インカレ.(口頭発表,審査あり)

久保田祐貴, 一柳里樹, 澤田和宏, 田中優之介, 加藤昂英. (2020.12.12). 虚偽情報を含む広告・見出し創作活動に基づく発信者視点でのメディア・リテラシー醸成の実践報告. 2020年12月教育工学会研究会(口頭発表,オンライン) / 研究報告集JSET20-4, 69–74. 

青井隼人, 加藤昂英, 韓東学, 久保田祐貴. (2021.11.16). 『みるみるオノマトペ』:言語研究を題材としたオンライン展示企画の協働開発裏話. リンディフォーラム:ウェビナーシリーズ(18). YouTube

加藤昂英. (2021.12.19). 「科学を伝える」ことを翻訳・デザインから考える―「カガクのメガネで見るセカイ」の実践例を交えながら―. 第21回全国科学教育ボランティア研究大会 in オンライン.(口頭発表)