室井 宏仁
/ MUROI Hirohito

サイエンスライター、編集者。北海道大学生命科学院博士後期課程満期退学(修士(生命科学))。CoSTEP13期選科B修了、同14期~16期研修科。現在は医学系出版社で編集者として勤務するかたわら、専門である生命科学領域を中心として執筆活動を行う。またCoSTEP在籍中より、生命科学を援用した芸術作品(バイオアート)に関心をもち、リサーチを続けている。

修士(生命科学)。CoSTEP13期選科B修了,同14期~16期研修科。大学院在学中からサイエンスライターとして活動。またCoSTEP研修科在籍中には、生命科学を援用した芸術作品(バイオアート)についてのリサーチや、新型コロナウイルス感染症流行下における博物館施設の情報発信の調査などを行った。現在は民間企業にて編集者として医療分野の専門書籍の制作に従事するかたわら、並行して科研費申請書類の添削・校正業務や記事執筆を行う。
*お仕事のご相談は右記連絡先までお願いいたします。

現在の活動

  • 専門書籍(医学・生命科学分野)の編集・制作
  • 生命科学を援用した芸術作品(バイオアート)についてのリサーチ
  • 上記に関連した専門家へのインタビュー,記事執筆(応相談)
  • 科学技術分野全般にかかる記事執筆(応相談)
  • 科研費申請書類の添削・校正(応相談)
  • 研究成果プレスリリース作成(応相談)

経歴

2021年3月 –

民間企業 編集部

2019年10月 – 

2018年5月 – 2021年3月

(株)カクタス・コミュニケーションズ ライター

科学技術振興機構(JST)サイエンスポータル ライター

 

学歴

2017年4月 – 2021年2月

北海道大学生命科学院生命融合科学コース
博士後期課程

2015年4月 – 2017年3月

北海道大学生命科学院生命融合科学コース
博士前期課程

修士 (生命科学) 

2011年4月 – 2015年3月

北海道大学理学部生物科学科高分子機能学専修

学士 (理学) 

活動履歴

執筆記事(一部)

サイエンスポータル レポート「日曜大工感覚で遺伝子を操作する「DIYバイオ」と社会のあり方」, 2018年11月19日掲載
https://scienceportal.jst.go.jp/explore/reports/20181119_01/

サイエンスポータル サイエンスクリップ「一般市民が自らつながるDIYバイオコミュニティー」, 2019年5月20日掲載
https://scienceportal.jst.go.jp/gateway/clip/20190520_01/index.html

サイエンスポータル コラム インタビュー「新しい技術は若い人が議論し話題にすることで社会に広がる―培養肉の分野の先駆者マーク・ポスト博士に聞く」, 2019年12月24日掲載https://scienceportal.jst.go.jp/explore/interview/20191224_01-2/index.html

※講談社ブルーバックスでは「「培養肉」普及への「2つの壁」と「4つの作戦」を第一人者が語った -「人工肉ハンバーガー」爆誕の日も近い」として2020年2月2日掲載 (一部内容改変)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/69876

北海道大学 科学技術コミュニケーター養成プログラム (CoSTEP) 「人工物にあふれた世界と対峙する:上村洋一個展レビュー」, 2020年3月16日掲載
https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/costep/contents/article/2126/

北海道大学 科学技術コミュニケーター養成プログラム (CoSTEP) 「それは革命か?分断か?-バイオテクノロジーの民主化がもたらすもの」, 2020年3月30日掲載
https://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/costep/contents/article/2149/

サイエンスポータル サイエンスクリップ「自動化によって拡張される人間の「創造性」- AI美芸研の講演会から」, 2020年7月9日掲載

https://scienceportal.jst.go.jp/explore/reports/20200709_01/※Yahoo!ニュースにも掲載(リンク切れ)

サイエンスウィンドウ 2020年度 SDGs特集「新種の古細菌の発見から探る「私たちはどこから来たのか?」の謎 ≪特集 令和2年版科学技術白書≫」,2020年10月15日掲載
https://sciencewindow.jst.go.jp/articles/2020/1015.html
※Yahoo!ニュースにも掲載(リンク切れ)

サイエンスウィンドウ 支え合う社会、これからのLife を考える「障がい者支援の技術を競って、広める ~サイバスロンが目指す当事者参加型の福祉機器開発 ≪サイエンスアゴラ連携企画」」, 2020年11月4日掲載
https://sciencewindow.jst.go.jp/articles/2020/1104.html
※Yahoo!ニュースにも掲載(リンク切れ)

Bioclub 「科学技術と社会を縁の下で支える「バイオリソース」をどう伝え、活用するか / 「バイオリソースは生命の方舟~ダイバーシティが拡げるバイオの可能性」」2021年4月22日掲載
https://x.gd/LBRlZ

ART ENGINEERING SCHOOL REPORT “Backstage Pass to NTT ICC / ONLINE” , 2021年12月23日掲載
https://art-engineering.school/news/report-backstage-pass-to-ntt-icc-online/

書籍等出版物

論文(科学技術コミュニケーション分野でのもの)

室井宏仁,奥本素子 (2020):「COVID-19感染拡大下における博物館施設のオンライン発信の傾向と分析」, 科学技術コミュニケーション 28, p.1-10 [査読あり]

室井宏仁,奥本素子 (2020):「新型コロナウイルス感染症拡大下でのオンラインにおける博物館施設の情報発信に関する調査」, ミュージアムマネージメント学会紀要 25, p.1-9 [査読あり]

室井宏仁,福浦友香,武邑光裕,定居照能 (2022):「パネルディスカッション:いたるところにつながり:自立と共創のためのDX革命」,科学技術コミュニケーション 31, p.119-127 [査読なし]

その他研究報告など

室井宏仁,仲居玲美,朴炫貞,奥本素子 (2018):「バイオ・アートが鑑賞者に及ぼす影響:科学技術コミュニケーション的視点からの考察」, 日本科学教育学会研究会研究報告, 33(3), p.213-218[査読なし]

室井宏仁 (2023):「SNS 「iNaturalist」から考える現代の市民科学」,日本の科学者 58(1), [査読なし] [依頼原稿]

社会貢献活動(一部)

サイエンスアゴラ2017「Science QAmmunication!」[運営参加・支援] ,北海道大学CoSTEP, 2017年11月25 – 11月26日

サイエンスリンク in 北海道「笑顔のカタチ」[企画出展・運営支援] , NPO法人サイエンスリンク,  2018年2月11日

差の湯の会 2018「Never ending underground」[制作協力・話題提供] , 北海道大学CoSTEP,  2018年7月3日- 8月4日

オンライン座談会「わたしたちも”バイオ”を使いこなせるのか?」[司会進行] ,  OpenPetase, 2020年5月23日

「【出版記念イベント】サイエンスコミュニケーションとアートを融合する」[話題提供], 北海道大学CoSTEP,  2023年4月13日

将来のサイエンスコミュニケーションの方向性

スポーツ、アート、デザイン、政治経済など、さまざまな切り口から科学技術への興味をかきたてられるような記事や書籍を作っていきたいと考えています。また、多様なサイエンスコミュニケーションの有り方を模索することを念頭に、アートと科学の関係についての考察も引き続き進めていきたいです。