関本 一樹
/ Kazuki SEKIMOTO

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「科学と社会」推進部/CoSTEP16期選科B修了

研究開発成果の社会実装加速・新規連携促進・コミュニティ組成などを目的とした対話の場づくりや、インタビュー記事の執筆などに取り組んでいます。個人活動ではCoSTEP同期の仲間と有志コミュニティ「ACADEMIJAN」を立ち上げ、イベント出展や動画制作など多角的な科学技術コミュニケーション活動にチャレンジしています。

自己紹介

 バックグラウンドは文系で、JSTへの転職前は地域経済団体で中小企業の経営者を対象に、経営指導等に従事していました。

 JST転職後は産学連携部門からスタートし、人事異動で科学コミュニケーションセンター(現「科学と社会」推進部)へ移ったことを機に、科学技術コミュニケーションの世界へ。当初は情報発信を担うグループにおいて「サイエンスポータル」の運営や記事の執筆・編集などに携わりました。

 2020年4月より対話の場づくりや未来社会デザイン、「サイエンスアゴラ」でのセッション設計などを担当するグループの所属となり、今に至ります。科学技術コミュニケーションが生きるのは『伝える』場面だけではない」の思いで、多くの科学コミュニケーターの力を借りながら産業界を中心とした異分野とアカデミアの橋渡しなどに励んでいます。

 上記のような経緯で科学技術コミュニケーションに接してきましたが、いずれも場当たり的だったことに問題意識を持っていたことから、体系的に改めて科学技術コミュニケーションを学ぶため、2020年度にCoSTEP選科Bを受講。修了後は同期生と有志コミュニティ「ACADEMIJAN」を立ち上げ、業務とは違った角度から科学技術コミュニケーションの実践に取り組んでいます。

活動例(JST)

・サイエンスポータル執筆記事

 レポート:12人の識者が占う「AIと共生する未来」〜アゴラ市民会議「どんな未来を生きていく?」レポート

 インタビュー:日本の伝統と科学を対等に―農漁村の営みから見えたもの― あん・まくどなるどさん

・対話の場づくり

 サイエンスインパクトラボ

・未来社会デザイン

 報告書「15人の人文・社会科学系有識者が語る現状と未来-2050年の日本へ、そのプロセスを問う。」(西尾直樹先生との協働)

 

・対話イベント企画設計

 サイエンスアゴラ in 札幌(レポート執筆:一條亜紀枝さん)

 サイエンスアゴラ2020「開幕セッション」

・研究開発プロジェクトへの伴走

 ムーンショット型研究開発事業 新たな目標検討のためのビジョン策定(ミレニア・プログラム)

活動例(ACADEMIJAN)

・イベント出展

 サイエンスアゴラ2021:博物館×テクタイル~大昔の生き物と私たちの暮らし

・動画制作

 大人の自由研究 in 宮城県南三陸町「古生物を探せ!化石掘り体験」

 

・ACADEMIJAN:Twitter