これまで2つの国立研究開発法人に勤務し、農学×AIをはじめとした異分野連携プロジェクトの立ち上げ・公募選考・進行管理業務の傍ら、研究者の方々が繋がり新たなアイデアを得ることを目的としたワークショップを実施してきました。個人としての活動では、自走できる対話の場づくりや記事作成について、つくり手としてより深く取り組みたいと考えています。
もともとの専門は生物科学(理学修士、2009)で、薬づくりのターゲットになるタンパク質の働きを研究していました。科学全般のほか、教育・芸術・地域など、個人の感性や想いが出発点になる活動にも関心があります。
(受講歴・保有資格など)
北海道大学科学技術コミュニケーター養成プログラム(CoSTEP)修了(8期選科B・ライティング)。青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。
中学校・高等学校教員免許(理科専修・数学一種)、2級知的財産管理技能士保有。京都市出身。
Koji TOSE /
活動例
・ 2050年の社会像を考える取り組み(ミレニア・プログラム) 制度企画運営(2021)
・ 研究成果発信イベント 企画運営(2021)
・ ワークショップ:若手科学者と考える新しい社会のデザイン 企画運営協力(2019)
・ 公式Twitter(JST CREST・さきがけ・ACT-I/X) 初代管理者(2018)
出版物等
・ 新スマート農業(農林統計出版(2019)「付録編(政策編)」1-7 執筆)
・ AI時代と科学研究の今 (科学技術振興機構(2017)企画・ディレクション・記事編集協力)
その他
「科学的な知識・考え方をわかりやすく伝える」ということだけではなく、立場・肩書きから外れて語られる、ともすれば雑音と切り捨てられがちな「個人の声なき声」を形にすることも、今後の科学コミュニケーションではさらに必要になると思っています。
【関心ある書籍】
・ミラツクが500人と考えた未来のこと つながる知と知の響き合い(NPO法人ミラツク(2021))
・問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション(安斎勇樹、塩瀬隆之(2020))
・専門知は、もういらないのか(トム・ニコルズ、高里ひろ訳、みすず書房(2019))
・インタビュー(木村俊介、ミシマ社(2017))
・すべての雑貨(三品輝起、夏葉社(2017))
・パラレルな知性(鷲田清一、晶文社(2013))