北海道大学CoSTEP選科Bコース修了生(17期)
「ストーリー×サイエンスコミュニケーション」をテーマにSF作家として活動しています。
学術研究をモチーフにしたエンタメ作品群を製作するクリエイティブレーベル「Academimic」(TOP|Academimic アカデミミック)メンバー。
玖馬 巌 / KUMA iwao
自己紹介
<経歴>
・京都大学経済学部卒(2014年3月)
・北海道大学CoSTEP 選科Bコース修了(17期 , 2022年3月)
<受賞歴>
・第11回日経「星新一賞」(日本経済新聞社主催、2023年):一般部門優秀賞(旭化成ホームズ賞)
・第二回かぐやSFコンテスト(VGプラス合同会社主催、2021年):選外佳作
・第三回かぐやSFコンテスト(VGプラス合同会社主催、2023年):選外佳作
・AIアライメントネットワーク主催「超知能がある未来社会シナリオコンテスト」 :佳作
活動実績
① 科学をテーマとした短編ストーリーの製作 ※外部サイトへのリンクを含みます
「ポラリス」(2023):第11回 日経「星新一賞」一般部門優秀賞(旭化成ホームズ賞)受賞作
- 「エクステ」(拡張人工毛髪)と呼ばれる架空の記憶保存技術を題材に、未来における技術と人間の関わりをテーマとしたSF短編です(約10,000字)
「ダムナティオ・メモリアエ」(2023):第三回かぐやSFコンテスト選外佳作
- 「未来のスポーツ」をテーマに、自転車レースにおける遺伝子ドーピングを題材にしたフラッシュ・フィクション作品です(約4,000字)
「フェノティピック・プラスティシティ(2023):anon press 掲載作
- 遺伝子編集技術が社会実装された近未来における、ELSI(倫理的・法的・社会的課題)をテーマにしたSFミステリ作品です(約16,000字)
「みをつくしの人形遣いたち」(2023)
:正井 編『大阪SFアンソロジー:OSAKA2045』(社会評論社/Kaguya Books)収録
- 2045年の大阪にある架空の科学館『ロボアイ館』を舞台に、主人公のサイエンスコミュニケーターの葛藤を描いた作品です(約12,000字)研究自動化などの話題を背景に、サイエンスコミュニケーションの未来について考えています
「月と蛍、静夜の思い」(2021):第二回かぐやSFコンテスト選外佳作作品
- イカの生態をモチーフに作成した、生物系SF作品です。(約4,000字) イカという人間とは異なる生態や器官を持つ生物の目を通すことで、人間社会に対するスペキュラティヴな問いかけを行うことが出来ないかと試みた実験作です。
「因果リツコの地獄裁判」(2021):CoSTEP集中演習「サイエンスライティング」製作作品
- 「因果関係」をテーマとした物語作品です。(約9,000字)
一般の方々を対象に、2021年のノーベル経済学賞のトピックともなった「因果関係」について、楽しく考えてもらうことを目的としています
② SFプロトタイピング(ワークショップ)
CoSTEP「SF小説創作共通実習」(2021)
- CoSTEP側メンバーの一員として、アイデアワークショップに参加
- 天下界への果てしなき世界受肉 – CoSTEP – 北海道大学 高等教育推進機構 科学技術コミュニケーション教育研究部門 (hokudai.ac.jp)
③ その他ストーリー関連活動
CoSTEP:「選科Bのライブラリ」(2021)
- オンラインホワイトボードである「Miro」を利用した、対話的な書籍紹介コンテンツ作成(CoSTEP選科B修了成果コンテンツ)
- 主にコンテンツ全体のダイレクション及び、Miro上でのUI設計・実装を担当