伊藤泰幹
/ Taiki Ito

「ヒグマ問題」の解決を目指した社会科学分野の研究をしています。

北海道大学文学院博士課程に在籍中。

自己紹介

CoSTEP19期グラフィックデザイン実習班修了・20期研修科修了。

北海道大学大学院文学院 博士後期課程在籍。

専門は野生動物管理学(特にヒグマ×社会科学研究)、環境社会学。

東京都出身。北海道大学に入学後、ヒグマの生態調査をしている学生グループに入り、ヒグマ沼にはまりました。

札幌市を対象として、住民の目線からヒグマの出没「問題」とは何か?やどうしたら対策が進むのか?を研究しています。

学歴

2023年4月 – 

北海道大学文学院 博士後期課程

在籍中

2021年4月 – 2023年3月

北海道大学文学院 修士課程

修士(人間科学)

2016年4月 – 2020年3月

北海道大学文学部

学士(人間科学)

これまでの活動

ヒグマの出没問題における対話の場の創造

町内会と協働したヒグマの出没をめぐるサイエンスコミュニケーション

2025年1月25日 円山西町町内会勉強会「ヒグマテーブル:ヒグマとのつきあい方をみんなで考えよう!」を共同主催し、地図を用いたワークショップの実践をしました。

その後も同町内会と協力して地域の夏祭りや勉強会において、自分の地域におけるヒグマの出没問題を考える場の創造をしています。

詳しくはこちらの記事へ(Sitakke!)

そのほかのサイエンスコミュニケーション活動

・別冊CoSTEPロゴ作成

・CoSTEP19期本科グラフィックデザイン実習班にて、ボードゲーム「ECHINO!」の作製チームに参加(ロゴの作製・ボードゲームレイアウトほか)

・イベントのチラシ・ロゴ作成(小グマフォーラム「野生生物と社会」学会青年部会企画ほか)

将来のサイエンスコミュニケーションの方向性

今後は、リスク・コミュニケーションが必要な、人と自然環境の間に起こる様々な問題解決を目指すコミュニケーションを展開していきたいです。

これまで生態学と社会学の2つの視点から「ヒグマ」の問題を見つめてきました。ヒグマのあつれきを減らし、人とヒグマの関係性を良い方向へ持っていくには、自然科学の知見や社会科学の知見を地域社会の文脈に翻訳しなおし、課題解決に活かすチカラが必要だと考えております。

「ヒグマ」問題以外にも人と自然の間に起こる「やっかいな問題」の解決に向けたリスクコミュニケーション・サイエンスコミュニケーションを発展させていきたいと思います。