北海道大学 高等教育推進機構 オープンエデュケーションセンターに設置されている、科学技術コミュニケーション教育研究部門 CoSTEP(Communication in Science & Technology Education & Research Program; コーステップ)で科学技術コミュニケータの養成プログラムを担当しています。担当はミニサイエンスイベントの企画立案のコースと、社会と科学技術を結ぶソーシャルデザインのコースです。
奥本 素子 / Okumoto Motoko
自己紹介
ポートフォリオ
Message
サイエンスコミュニケーターは、表に出て科学を説明するだけの存在ではありません。社会と科学の間にある様々な課題について、多角的な観点から橋渡しをしていきます。そのため、その活動範囲は幅広く、思わぬ形でお手伝いができるかもしれません。一度ご相談ください。
Carrer
経歴
2017年3月 – 現在 | 北海道大学 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP) 准教授 |
2015年5月 – 2017年2月 | 京都大学 高等教育研究開発推進センター 特定准教授 |
2009年10月 – 2015年4月 | 総合研究大学院大学 学融合推進センタ― 助教 |
学歴
2006年4月 – 2009年3月 |
総合研究大学院大学文化科学研究科メディア社会文化専攻 博士(学術) |
2003年10月 – 2005年6月 |
Northumbria University Museum, Gallery and Heritage Management MA(Museum Management) |
1999年4月 – 2003年8月 |
同志社大学文学部文化学科美学及び芸術学専攻 学士(文学) |
Skills
- サイエンスカフェ
- サイエンスコミュニケーションに関する講師の派遣
- オンラインコンテンツの開発
- 産学連携
- サイエンスとアートとのコラボレーション
Works
サイエンスコミュニケーションに関する産学連携
サイエンスコミュニケーションに関するテーマで、産学連携を行っています。これまで、地域課題や研究のシーズ調査などを行ってきました。
関わり方
産学連携の目的に沿ったスタッフを選定し、学術コンサルティングが産学連携プロジェクトを実施します。
【事例】
アートな空間でのサイエンスコミュニケーション
アーティストと組んで、その場にあったサイエンスコミュニケーション空間を作ります。差の湯の会では、小さな空間で自由に話せるサイエンスコミュニケーションを行います。
関わり方
企画の趣旨に合ったサイエンスコミュニケーション空間を生み出すため、まず企画趣旨と実施する場の調査を行います。その後、実際にアーティストと話し合い、どのような場のデザインにするのか企画書を作成します。またゲストの選定もコーディネートします。
実施においては、ファシリテーターとして活動に参加可能です。また必要であれば、サイエンスコミュニケーション活動を質的に調査し、効果を検証します。
サイエンスコミュニケーションの評価
質問紙を作成して、サイエンスコミュニケーション活動を調査します。例えば、CoSTEPのサイエンス・カフェ札幌では各カフェ共通のアンケートを用いて、形成評価を行っています。またこれらのアンケート調査の手法を教育プログラムとして展開することもできます。
関わり方
活動の目的に沿った調査計画立案し、質問紙を作成します。その後、質問紙で収集されたデータを統計的に処理をして、報告書を作成します。
また評価に関連する教育においては、講師として登壇するほか、イーラーニング教材やテキスト教材の開発も引き受けます。