遠藤
/ Yu Endo

市民と野生動物をめぐる関係

北海道大学理学院自然史科学専攻博士後期課程 / CoSTEP14期選科A・17期研修科

ヒグマを中心に、普及啓発や野生動物管理におけるミニ・パブリックスの実践などの活動を展開しています。

自己紹介

 野生動物に興味があり、学部生の頃から研究を行っていました。その傍ら野生動物の普及啓発活動や、立場の異なる人々が野生動物に関する問題について考え、話し合う場づくりに取り組んできました。

現在の専門は野生哺乳類の系統地理学・集団遺伝学です。サイエンスコミュニケーション活動はサイドワーク(副専攻)的位置付けにあり、研究活動と並行して取り組んでいます。

野生動物、対話の場づくりに関わるサイエンスコミュニケーション活動のお誘いを歓迎します。ぜひ連絡先よりご連絡ください。

経歴

2021年4月 北海道大学理学院自然史科学専攻博士課程 在籍

2021年3月 北海道大学理学院自然史科学専攻修士課程 卒業

2019年4月 北海道大学理学部生物科学科 卒業

2015年3月 静岡県立富士高等学校 卒業

1996年8月 静岡県富士市 生

これまでの活動

札幌市における市民とヒグマをめぐる関係

 近年札幌市では、人の生活圏にヒグマが出没する問題が深刻化しています。また、問題の解決にあたっては、多様な市民の価値観を十分に考慮する必要があります。

そこで無作為抽出によって選定された市民が社会問題について討論する”ミニ・パブリックス”の手法を取り入れ、2021年に「さっぽろヒグマ市民会議」を開催しました。

市民会議の成果は、札幌市のヒグマ管理の指針である「さっぽろヒグマ基本計画2023」の参照情報として活用されました。

代表的な成果 遠藤ほか (2022) HUSCUP

さっぽろヒグマ市民会議の概要 citizensassembly.jp

クマ類の普及啓発活動

学部生の頃から、日本クマネットワークさん、ヒグマの会さんをはじめとする団体が主催する普及啓発活動のお手伝いをしてきました。一部活動については、活動の企画から当日の運営まで、中心メンバーとして取り組みました。

その他のアウトリーチなど

自身の研究成果のアウトリーチなどにも積極的に取り組んでいます。具体的な成果については、個人HPのPublications+、Other欄をご覧ください。

個人HP(業績一覧) Yu ENDO

連絡先

za1094ra * eis.hokudai.ac.jp

yuendo0822*gmail.com

(* は @ に置き換えてください)