健一
/ HARA Ken-ichi

博士(文学)。主な研究対象は、19世紀後半から20世紀にかけて活躍したフランスの哲学者アンリ・ベルクソンの主著『物質と記憶』。哲学と科学を「協働」させることによって問題を解決するベルクソンの哲学的方法論と、その方法論をもちいて提示されている彼の知覚論、記憶論について明らかにしてきた。

自己紹介

博士(文学)。主な研究対象は、19世紀後半から20世紀にかけて活躍したフランスの哲学者アンリ・ベルクソンの主著『物質と記憶』。哲学と科学を「協働」させることによって問題を解決するベルクソンの哲学的方法論と、その方法論をもちいて提示されている彼の知覚論、記憶論について明らかにしてきた。

現在の活動

  • 科学技術の問題をめぐる哲学対話

科学技術の問題をめぐる哲学対話

哲学的な対話の手法を用いて、科学技術の問題を考える対話の場をつくっています。これまでは、ゲノム編集技術、科学技術による死者の再現、コンタクト・トレーシングアプリなどについての哲学対話を実践してきました。

関わりかた

ファシリテーターとして活動に参加します。オンラインはもちろん対面での実施もこれまで行なってきました。また、高等学校などでも、哲学対話の形式での授業を行なったことがあります。今後も道徳の授業などで哲学対話を展開していきたいと考えています。

科学技術の問題を軸にしてもよいですし、「心とは何か?」「大人になるとはどういうことか?」といった、哲学的な問題について哲学対話することもできます。

関連リンク(「哲学対話カフェ~死者の言葉の紡ぎかた~」を開催しました)

関連リンク(ワークショップ「哲学対話で考えるデザイナーベイビー~生まれてくる子どもに対する倫理~」 @オンラインを開催しました。)